新作スマホ向けゲーム『ペルソナ5: The Phantom X』(P5X)が日本・グローバルでの展開も視野に。セガサミーホールディングスの決算資料で判明

更新
新作スマホ向けゲーム『ペルソナ5: The Phantom X』(P5X)が日本・グローバルでの展開も視野に。セガサミーホールディングスの決算資料で判明
 サガサミーホールディングスは、2024年3月期の決算資料を公開した。その中で、新作スマートフォン(iOS/Android)向けゲーム『Persona5:The Phantom X』(P5X)が、日本・グローバルでの展開も視野に入れられていることが明かされた。

 『Persona5:The Phantom X』は、セガと中国・Perfect World社のIPライセンス契約により開発されるスマートフォン向けの新作タイトル。アトラス・ペルソナスタジオの監修のもと、『ペルソナ5』の世界観と基本設定をベースに新たな怪盗団のオリジナルストーリーが展開される。

広告
[IMAGE]※画像は公式サイトより引用

 同作の中国版は4月12日、韓国版は4月18日にリリース。これまで日本での展開は未発表だったが、決算資料で「日本・グローバルでの展開も視野」ということが明かされた形だ。

[IMAGE]※サガサミーホールディングス2024年3月期決算プレゼンテーションより引用



【2024年5月10日18時40分追記】

 なお、決算資料では、エンタテインメントコンテンツ事業は前期比で増収・減益だと発表。

[IMAGE]


[IMAGE][IMAGE]

 増益の要因として、日本国内やアジアにおけるコンシューマ分野の販売好調、Rovio Entertainment Corporation(ロビオ・エンターテインメント)のグループ入りが挙げられている(詳細は
こちら)。

 『龍が如く8』、『ペルソナ3 リロード』が発売1週間で世界累計販売本数が100万本突破したほか、ヴァニラウェアが開発を手掛ける『ユニコーンオーバーロード』、シリーズ初の日本語に対応した『Football Manager 2024』などの新作タイトルが好評に推移し、2024年3月期の業績に貢献したようだ。

[IMAGE][IMAGE]

 減益は、欧州コンシューマ分野が低調に推移し、それに伴い構造改革を実施したことが要因とのこと。構造改革では、ラインアップの絞り込み、人員削減を含む固定費の適正化、一部開発スタジオの売却などが実施されており、収益性改善に向けた道筋を整えることができたという。

 また、前中期計画期間では、『ソニック』や『ペルソナ5』、『龍が如く』などの主要シリーズ作品が順調に成長し、ブランドを支える収益基盤を確立。今後もさまざまなメディアでの展開、地域拡大で、プロダクト価値を高めていく。

[IMAGE]


[IMAGE]


[IMAGE][IMAGE]


[IMAGE][IMAGE]


※画像は決算プレゼンテーション(一部)を引用サガサミーホールディングス2024年3月期決算プレゼンテーション(pdf)『ペルソナ5』関連商品の購入はこちら(Amazon.co.jp)
    この記事を共有

    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

    週刊ファミ通
    購入する
    電子版を購入